2013年7月5日金曜日

Cotswolds三日目(Snow Hill, Manor garden編)

軽くマスを皆で食べた後、再度写真を撮りに元来た道を戻りSnow Hill へ向かう。
Snow Hillはブロードウエイに程近い村で、ラベンダー畑で有名だ。スノーヒル
ラベンダー農場は53エーカー(これではピンと来ない。1エーカーは約40アール、
1アールは約30坪なので、1200坪×53倍、おおよそ東京ドーム53個の広さ)
、植えてあるラベンダーの列の全長は合計70マイル(約112㎞)の及ぶそうだ。
とてつもなく広い。しかし、残念ながら今年は寒さもあってまだ花が咲いて
いなかった。残念! ここ一面の紫がかった色合いと香を想像するとこの世の
物と思えないかもしれない。仕方なく、ラベンダーオイルの蒸留所の傍にある
コッツウォルズストーンで建てられた納屋を改造したギフトショップでアール
グレーにラベンダーがブレンドされた紅茶とケーキをいただき、香りを楽しんだ。
次に、近くにあるSnow Hill Manor Gardenへ向かう。ナビの真骨頂でほとんど車
一台しか通らないわき道をナビにまかせて進む。そこには菜の花畑が一面に
丘陵地帯を覆う。車がほとんど通らないので、停車しつつその景色に浸った。
この季節のコッツウォルズの色は黄色だということが分かった。生活のなかで
植えられた菜の花の色、道沿い一面に咲く白い雑草?と相まって、この世の
物とも思えない風景と風に酔いしれたものだ。


Snowhill Manor gardenへ到着
ナショナルトラストにより運営、管理されている。以前のオーナーであったCharles
Paget Wadeは英国の建築家で詩人でもある芸術家。彼は1911年、カリブ海の島で
砂糖プランテーション事業で財をなした父の死により、莫大な遺産を相続した。
英国の資産家の典型だ、その結果今に残る文化が作られた。皮肉なものだ。
庭園内にはウエードが詩人でもあったので、そこかしこの場所で書いた詩が紹介
されている。


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