その1からの続き
「予約もなしで大丈夫かな?」と思うのだが、「行ってみれば結構大丈夫かもよ?」
と言うことで、ついて行くことになる。タクシーを拾い、ハイドパーク南側のBasil St.
Knights Bridgeにある。同じような建物のある一角でタクシーは停まった。
近代的なホテルのイメージを思い浮かべるが、同じような建物が並ぶ街並み。
上を見上げて探すと、「あった」と同時に背の高い年配のドアマン(名物らしい)
ニッコリと笑い、アフタヌーンティー?予約ですか?」 「大丈夫どうぞ」とドアを
開けてくれる。マネージャーと思しき黒スーツと話をしている。フロントを通り
立っていると担当の黒スーツの人物が「bookingはあるのか?」と聞いてくる。
やはり予約が必要なのかな?予約がない旨伝えると、また奥に入っていく。
すぐに戻ってきて「用意はできます。しかし、30分は待ってもらう必要がある。」
「バーで何か飲み物でも飲んで待ちますか?」と言うことになる。全員「待つ」
と言うことになり、バーに案内される。ゆったりとしたソファーに座り待つこと
30分、ようやく案内が来た。通された小さな部屋には、すでに日本人とおぼしき
人達がテーブルを囲んでいた。小声と目で「坂本龍一」と妻に教える。
なんと坂本龍一とショーン・レノンとそれぞれの同伴者がいるではないか。
しかし、ここは品よく素知らぬ顔でティーに集中した。聞こえて来る話題は英語
ではあったが、とりとめのない日本の世間話とでも言っておこう。
サンドイッチからデザート、最後にアツアツのスコーン。全部は食べきれなかっ
たのが残念。しかしスコーンは最高に美味しかった。思わぬハプニングの後、
19時前には劇場に予約したチケットを受け取りにいかねばならない。がまだ
時間はあるので、二階建てバスに乗る話になる。少し歩き近くのハロッズの
中を通って表通りへ出る。Notting Hillへ行ってみようということになるが、どの
バスが行くのか、バス停の行先を見るがサッパリ。何番のバスに乗ったかは
明らかではないが、何しろハイドパーク周辺を回る様子なので、心配はない。
Notting Hill Gateの文字か見えたところで降りた。少し歩き映画のイメージ
の場所を探すが、どれも見たような気がする。工事中の道路を横切り、帰りの
Piccadilly 行きのバス停を探すことにした。親切に教えてくれる人がいて、
取りあえず乗り場を見つける。390番を待つが余りにも来ないので、別のバスに
乗り、途中Oxford St.から歩くことにした。二階建てにの先頭に座る女性群は
満足そう。結構大変な旅である。後はPiccadily Circusの広場で座り、若者の、
パフォーマンスを面白く見学。タクシーでLyceum Theatreへチケットを取りに行く。
近くと思っていたが、Covent Gardenにあるシアターだったので、早めに気づき
事なきを得た。1階のStall席四人掛け。途端に眠たくなる。いよいよ開演。
外国人のノリの良いこと。大声で喜ぶ声で目が覚める。てな具合でいよいよ
夜も更け、夜風に吹かれながらCharing Cross駅へ。遅いせいか閉まっている。
人の行く方向へ歩きEmbarkmentの駅の構内をBakerloo線を探し迷路みたい
な中を歩く。ようやくBakerloo線を見つけ乗り込む。Paddington駅で降り、
ビールなどを買って本日はThe End。長い一日が終わった。
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The CapitalのAfternoon Teaこの後、スコーンを頼む。 |
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Ryuichi Sakamotoが座っていたテーブル |
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路線バス |
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この派手さ。black cab ではないがオシャレ |
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