2013年7月7日日曜日

LancasterからLondonへ(その1)

朝6時、人けのない湖畔を散歩する。いたるところにピーターラビットが出てきて
遊んでいる。風もなく湖面は波ひとつない、静かな風景に深呼吸。今回の旅の主な
目的は終わり最終章へ移動する。ランカスターへ最後のドライブ。
朝食を終え、チェックアウトをすませて9時半過ぎにStorrs Hall Hotelを出発。
LancasterへはWindermereからほぼ真っ直ぐに南に下る。距離にして約50km
A592からA5074、A590を経て、A6を走り、Lancasterの市内に入る。
11時前にはLancasterの駅に着き、荷物と女性群を降ろし待合室まで送る。
私とゴーちゃんはEuropecarのLancaster事務所へチェックイン(返却)に行く。
駅から約5km離れたmorecambeの工業、物流関係の団地内にある事務所で
、整備工場をかねた集積場のようでもあった。心配していたガソリンスタンドも
団地の入口近くに大きなガソリンスタンドが二か所もあり、満タンにして問題
なく返却完了。Benzよごくろうさん。事故もなく無事車を降り、本当にホットした。
事務所でタクシーを呼んでもらい、11時30分前には駅に戻ることができた。
余裕を見てのスケジュールだが、順調すぎて時間がタップリある。列車は日本
でコーチタイプ(テーブルを挟んで4人掛け)の席をを予約し、チケットを航空便
で送ってもらっていたので、予定通り13時39分発のVergin TrainでLondonへ
入ることにした。時間があるので、その間、荷物を預けるところを探したが、
案の定ない。ゴーちゃんに荷物を見てもらい、3人で町を探索に出かけること
にした。Lancasterは駅から歩いて5分の距離にあるLancaster Castleで有名
な所。Lancasterはかってのイングランド王家の一つ、現在のランカスター公
の称号を持つのはエリザベス女王だそうで、ランカシャーに広大な所領地が
あるそうだ。ランカスター城は13世紀に建ち、エリザベス女王1世の時に
拡張され現在に至っている。この城は魔女裁判でも有名で1612年ペンドル
魔女裁判の法廷が置かれ、ロンドン以外で最も多くの人を絞首台に送ったと
言われている。町は19世紀からの建物で古い町並みだった。
つづく
*幽霊好きな英国で、幽霊スポットベスト10の第3位にLancaster Pendle
Hillが紹介されていた。(英国観光局)魔女一族Pendle家に対する迫害に
伴う幽霊の出現。うっそうとしたペンドル丘にはそんな雰囲気が漂って
いるようだ。

出発の朝6時のウィンダミア湖

                                                     
Hotel専用の桟橋

Lancasterの駅(構内)改札はない

Lancaster Castle

通りからランカスター城を望む


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