朝6時、人けのない湖畔を散歩する。いたるところにピーターラビットが出てきて
遊んでいる。風もなく湖面は波ひとつない、静かな風景に深呼吸。今回の旅の主な
目的は終わり最終章へ移動する。ランカスターへ最後のドライブ。
朝食を終え、チェックアウトをすませて9時半過ぎにStorrs Hall Hotelを出発。
LancasterへはWindermereからほぼ真っ直ぐに南に下る。距離にして約50km
A592からA5074、A590を経て、A6を走り、Lancasterの市内に入る。
11時前にはLancasterの駅に着き、荷物と女性群を降ろし待合室まで送る。
私とゴーちゃんはEuropecarのLancaster事務所へチェックイン(返却)に行く。
駅から約5km離れたmorecambeの工業、物流関係の団地内にある事務所で
、整備工場をかねた集積場のようでもあった。心配していたガソリンスタンドも
団地の入口近くに大きなガソリンスタンドが二か所もあり、満タンにして問題
なく返却完了。Benzよごくろうさん。事故もなく無事車を降り、本当にホットした。
事務所でタクシーを呼んでもらい、11時30分前には駅に戻ることができた。
余裕を見てのスケジュールだが、順調すぎて時間がタップリある。列車は日本
でコーチタイプ(テーブルを挟んで4人掛け)の席をを予約し、チケットを航空便
で送ってもらっていたので、予定通り13時39分発のVergin TrainでLondonへ
入ることにした。時間があるので、その間、荷物を預けるところを探したが、
案の定ない。ゴーちゃんに荷物を見てもらい、3人で町を探索に出かけること
にした。Lancasterは駅から歩いて5分の距離にあるLancaster Castleで有名
な所。Lancasterはかってのイングランド王家の一つ、現在のランカスター公
の称号を持つのはエリザベス女王だそうで、ランカシャーに広大な所領地が
あるそうだ。ランカスター城は13世紀に建ち、エリザベス女王1世の時に
拡張され現在に至っている。この城は魔女裁判でも有名で1612年ペンドル
魔女裁判の法廷が置かれ、ロンドン以外で最も多くの人を絞首台に送ったと
言われている。町は19世紀からの建物で古い町並みだった。
つづく
*幽霊好きな英国で、幽霊スポットベスト10の第3位にLancaster Pendle
Hillが紹介されていた。(英国観光局)魔女一族Pendle家に対する迫害に
伴う幽霊の出現。うっそうとしたペンドル丘にはそんな雰囲気が漂って
いるようだ。
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出発の朝6時のウィンダミア湖
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Hotel専用の桟橋 |
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Lancasterの駅(構内)改札はない |
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Lancaster Castle |
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通りからランカスター城を望む |
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